作词 : まいなすいょん
作曲 : ZUN
Arrange：IRON-CHINO
Vocal：まいなすいょん
Origin：エクステンドアッシュ/月まで届け、不死の煙
もの言わぬ満月（フルムーン） 静まる竹林（にわ）
風の歌が知らせざわめく
差し込む月光が照らす 一人の少女
炎を纏って 滴る血が溶ける
あたりを包む 赤い蜃気楼 思わず「 」
『血の臭いで寄ってきたの』
傷ついた頬を歪んめ 嘲笑う
紅い瞳 虚ろに揺れ 崩れ落ちた
…今でも思うよ あの日の、夜のこと。
小さな肩に 背負う大きな業が、痛い。
いつも 遠くばかりを見て
いつも 誰か探しているね
ああ こんあにも澄んだ月夜に
劫火と化して行ってしまう
天（そら）から舞い降りる 不死の火の鳥よ
いのちの火が 灯り、消えてまた灯りゆく
昂る鼓動と狂気 生きる理由（わけ）を頂戴
長すぎた歳月（とき）は 私を壊して蝕んだ
過去もひとり 明日もひとり
だから誰も要らないなんて
ならばそんな悲しい瞳で見るな
銀色の髪がお揃いね、と言うと笑う
『これはつまり 生きた証 忘れぬための 刻印』
私も人間（おなじ）だったよ 奪い、失い、戻らない刻
私だって一人だったよ だからもう、傷つけたくない！
天（そら）から降り注ぐ 焼ける血の涙
無の恐怖に叫ぶ 心を乱す輝く夜に
死に場所を探しても 死ぬ事もできず
還りたくても 還る場所はもう見つからない
生きることの苦しみと ついえることの喜び
永久に終わりが来ないならば
復讐（これ）は遊戲（ゲーム）に過ぎないのか
懐かしい声が呼ぶ ひとり 振り返る
優しい風だけが 零れた涙拭い、消えた
狂った月明かり 妖（あやかし）に変わろう
守るものが増えた 「指一本触れさせはしない」
— 久遠 抱いて —
编辑于2023/12/16更新